今の時代のように自由に神社や仏閣に出かけることができなかった昔の人々は、
おめでたい柄や厄除けの柄を身につけることによって、縁起を担いでいました。
風呂敷や手ぬぐい、着物や帯に描かれている文様は、
幸せを身につけることと同じです。
柄の意味を知っていると、役に立つと思いますので、
今回は、吉祥文様の柄の意味を集めてご紹介します
【荒磯】
鯉が荒い波間をぬって泳ぐ力強い姿をあらわした文様。
逆境や困難に立ち向かう力強さを感じます。
名物裂の代表格の文様です。
名物裂(めいぶつきれ)っ?
茶の湯道具の茶入や茶碗を入れる袋、ふくさなどにする布地。
名物の器具を包む布の意で、おもに室町末~江戸初期に渡来したものが多い。
【鶴・亀】
鶴は千年の長寿を象徴する瑞鳥といわれ、
亀は万年の長寿と硬い甲羅から守りが堅いとされ、
昔から厄除けに役立つとされています。
【梅・松葉】
梅は、極寒に春の訪れをいち早く告げる花として縁起がいいのです。
松の葉は、四季を通じて変わらない緑であることから
おめでたい文様として用いられています。
【梅・かごめ】
梅は、春の訪れをいち早く告げる花として、おめでたい文様です。
かごめは、竹かごの網目を文様化したもので
正三角形を上下に重ねた形は、
邪気を祓う力があるとされています。
文様の意味を知るのはとても楽しいこと
普段、いろいろなところに文様が描かれています。
みなさん、廻りをみて文様をみつけてください
お包み研究所スタッフ一同
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