「熨斗(のし)って絶対いるものなのですか???」
我が研究所の新メンバーから、このような質問がありました。
なんで急にそんな質問するの?と聞いたら
ちょっとお世話になった方宅に訪問するため、中元のお品をお店で買ったら
「お店で外熨斗にしますか?」「内熨斗にしますか?」と聞かれて、
困ったと言うのです。
持参して手渡しするときは外熨斗、宅配便などで送るときは内熨斗
が多いのかな・・・と答えました。
「本熨斗」と「短冊熨斗」
「本熨斗」について
熨斗の上段には、「御中元」又は「お歳暮」と書きます。
下段には、「名字」又は「フルネーム」を書きます。
「短冊熨斗」は、簡易のし
熨斗の書き方は、本熨斗と同じで、上段には「御中元」又は「お歳暮」
下段には「名字」又は「フルネーム」を書きます。
簡略化されているところは、
下段のところには、なにも書かないところもあります。
以上のように、
熨斗にもいろいろあって悩みますよねぇ・・・
でも基本だけ知っていれば安心ですよね♪♪?
もっと詳しく
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これは余談なんですけど、
「お中元」や「お歳暮」を持参し先様にお渡しするときのタイミングって、
難しいと思いませんか?
久しぶりに出会うので、話が弾んでしまって、
お渡しするタイミングをのがしてしまう事ってないですか?
お部屋に入ったとき、ご挨拶をしてから風呂敷や紙袋からお品を出し
熨斗の上段が自分方へ向くように、両手で持ち先様にお渡しします。
先に日頃の感謝の気持ちを込めてお品をお渡ししてから
楽しいひと時を過ごすようにしましょう
最後に
「お中元」って、結構奥深いもので、知らなかったことが沢山ありました。
「お中元」とは?
日本では中元はちょうど仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)の時期と重なります。
盂蘭盆会は、送り火や迎え火を焚き先祖の冥福を祈り供養する行事です。
簡単に言うと、日頃お世話になっている方に感謝の気持ちを込めたり、
またこれからもよろしくお願いしますという気持ちを込めて贈るものです
最近では夏のご挨拶とも言われ、
お世話になった人だけでなく
大好きな人に親愛の情を込めて贈るものへと
意味合いが変化してきているようです。