古来から端午の節句は、男の子の誕生や成長を祝う行事でした。
今も、鯉のぼりや鎧かぶと、五月人形を飾って、こどもの健やかな成長を祝いますね。
お包み研究所でも、こどもの成長を願って玄関前に鯉のぼりを立て、店内にはかぶと柄や鯉のぼりの風呂敷や手ぬぐいをお人形と共に飾っています。
店内には、勇ましい5月人形を飾りました。
鯉のぼりが気持ちよさそうに空を泳いでいる柄の風呂敷と、かぶとを描いた小風呂敷が勇ましい姿のお人形を引き立てています。
どちらの風呂敷にも、菖蒲が描かれるのですが、端午の節句と菖蒲には、意外な関係があるのです。
菖蒲は、昔から薬草として使われており、煎じて飲んだりしていたそうです。
だから、端午の節句に無病息災を願って、菖蒲湯におこさまを入れる風習があるです。
また、武家社会では、菖蒲は、尚武(しょうぶ)とかけて、かぶとの飾りに使われたともいわれています。
すべて、お子様の成長を願って縁起の良いものが風呂敷に描かれているのですね。
冒頭の写真は、スタッフの家の近所の公園の川にたくさんの鯉のぼりを泳がしていたので、思わず写真を撮りました。
この日は、ほどよく風がふいていたので、ほんと気持ちよさそうに鯉のぼりがゆらゆらしていまた。
中国の伝説では、黄河の上流にある「龍門」という滝を昇りきった鯉は、龍になり天に昇ることができるといわれています。
江戸時代に武家では幟旗を戸外に飾り立てましたが、それを持たない庶民は、元気な鯉をのぼりにして飾るようになり、やがて、武家でも鯉のぼりを立てるようになりました。五月晴れの空に元気に泳ぐ「鯉のぼり」は、まさに五月節句にふさわしいですね。
風呂敷は、包むだけのものではありません。アイデア次第でたくさんの使い方が楽しめます。
上の風呂敷は約50cmのもの。価格も648円なのです。
とてもお買い得だとおもいませんか?
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