お包み研究所 風呂敷講座 お月見にお供えするもの

9月と言えば、お月見ですよね!!そう十五夜のお月見です。

今回は、お月見についてお話していこうと思っております。

 

全国お月見での風習はいろいろあると思いますが、

今回は大阪府のお月見のお供えを調べてみました。

大きく7か所について、書かれていたのでご紹介しますね!

共通点はおだんご小いもそしてススキ

右回りでご紹介します。

大阪府豊能郡豊能町切畑では、

はぎやかや(すすき)を生け、あん入りのだんごと、

炊いて味付けしたずいきいもを供えます。

大阪府寝屋川市対馬江では、

月見だんごは、小豆あんをこってりつけて十三個と七個合計二十個盛りつけるそうです。

小いもは煮て十三個と七個合計二十個盛りつけます。

それに一升瓶にススキとハギをさして一緒にお供えします。

大阪府八尾市恩知中町では、

米粉で十三と一つ計一四個のお月見だんごをつくり、

どろいも、油揚げ、こんにゃく、なたまめを油揚げのだしで煮て

だんごと一緒に盛り付け、ススキ・ハギ・けいとうなどの生花を生けます。

河内長野市滝畑では、

小いも、こんにゃく、みょうが(みょうがの子)の煮たものと、

くぼ柿、空きびんなどにさしたススキの穂を供えます。

岸和田市大工町では、

縁側に台を置き、ハギとススキを飾り、だんご、小いもを供えます。

煮干しでだしをとり、しょうゆと砂糖を少々入れた少し甘い澄まし汁をつくり

そこに月見だんごと小いもを一緒に入れます。

だんごと小いもは併せて一三個お椀に入れてお供えします。

大阪市港区では、

机に白い布を敷き、三宝にお月見だんごを盛りつけます。

栗やさつまいもを盛ったカゴ、お月見だんご・ススキを生けた花瓶を並べて中秋の名月をめでます。

お月見だんごは上新粉で作った紡錘形のだんごをぐるっとこしあんでくるみます。

大阪市北区西天満では、

まんじゅう屋で買った白い丸だんご十三個と、

ゆがいた小いも十三個を三宝に盛り縁側に置いてお供えします。ス

スキも生けてお供えします。

お下がりのおだんごは、砂糖をつけていただくそうです。

なぜ、お月見をするのでしょうか?

お月見は旧暦の8月15日に月を観賞する行事です。
この日の月は、「中秋の名月」「十五夜」「芋名月」と呼ばれています。
月見の日には、おだんごやお餅、ススキ、サトイモなどをお供えして月を眺めます。

月見行事のルーツはよくわかりませんが、

最近の研究によると、中国では月見の日に サトイモを食べることから、

もともとはサトイモの収穫祭であったという説が有力となっています。

その後、中国で宮廷行事としても行われるようになったようです。

日本に入ったのは奈良~平安時代頃

日本では、旧暦8月15日だけではなく旧暦9月13日にも月見をする風習があります。

旧暦913日は、「十三夜」「後の月」「栗名月」と呼ばれています。
「十三夜」には、月見団子の他に栗や枝豆をお供えします。

「十五夜をすると、必ず十三夜もしなければいけない」と伝えられており、

片方だけの月見をするのを嫌う風習があった地域があるそうなんです。

十三夜の風習は、日本独自のものだそうです

 

 


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