お盆について・・・

こんにちは、毎日暑い日が続きますねぇ・・・
お昼間は、できるだけ外に出たくないものです。
でも、家の中に居ても、熱中症になる可能性があるので、
こまめに水分・塩分補給をして、この夏を乗り切りたいものです。
さて、8月13日から、お盆ですよねぇ~
お仕事されている方は、待ちに待ったお盆休みになります。
皆様は、お盆ってどんなことをするか、知っているようで、
知らないことって、ありますよねぇ・・・
そこで、お盆についてちょこっとだけ、調べてみました。
お盆の由来・・・
お盆は、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言います。
仏教発祥の地、インドの祖先崇拝から端を発したとも言われており、
子孫が絶えて供養がなされない祖霊は、逆さ吊りの苦しみを受けると
言われていました。
この逆さ吊りの苦しみを意味する梵語が「ウランバナ」で、「盂蘭盆」
へとなったとされ、霊前に食物を供え供養した信仰が、仏教と融合した
とも言われています。

年に一度、ご先祖様が里帰りされるお盆。

門口で迎え火を焚き、先祖霊が迷わぬように盆提灯を灯して迎え、
お仏壇や精霊棚をきれいに整え、花や果物、食物をお供えし、
菩提寺のお寺様にお経をあげていただきます。
ご先祖や亡くなられたご家族の霊が家に帰るといわれる13日の夕刻、
迎え火として門前で麻幹(おがら)を焚き、
お仏壇の前にお盆提灯を安らかに成仏して頂くための祈りと感謝の
気持ちを込めて飾ります。

8月12日にお迎え団子をお供えします。

お迎え団子

仏さまをお迎えした日に
お迎え団子をお供えします

8月13日におはぎをお供えします。

おはぎ風呂敷包み

おはぎを購入した時に、
風呂敷で、お包みして
自宅へ持って帰るのも
良いですね

8月14日は、本膳(朝・昼・晩)とお供えします。
8月15日は、本膳(朝・昼・晩)とお供えします。
これを精霊送りといい、京都の夏を彩る大文字の送り火も、
毎年行われる精霊送りの行事のひとつです。
 (関西の一般的な例)
お盆の飾り

お盆飾り

お盆飾り茄子ときゅうり

 

お盆の精霊棚にはキュウリで作った馬とナスで作った牛を飾ります。
そのいわれは、久しぶりにこちらに帰ってこられるご先祖様の霊が
足の速い馬に乗って、少しでも早く帰ってきてくださるように、
また牛に乗って、ゆっくりとあの世へお戻りください、
というご先祖様への心やさしい思いやりであり、この世に
生きる私たちの願いがこめられて、生まれたと言われています。

ほうずきかざり

ほうずきかざり

お盆のお飾りに用いられるほおずきは「鬼灯」とも書きます。
ご先祖様が提灯等の灯を頼りに帰ってこられることから、
途中で迷われないようにとの心づかいから提灯に見立てて
飾られるようになったと言われています。

ご葬儀後、四十九日の忌明け(満中陰)の後、初めて迎えるお盆を、
初盆または新盆と呼びます。
初盆の供養は、特に丁寧に営むのが一般的です。

 初盆では、葬儀の時にお世話になった方や、親戚・知人を招き、
ご寺院様を迎えて、読経していただきます。
この時期、ご寺院様には、早めに依頼されるのがよいでしょう。
尚、四十九日の忌明けより前に、お盆を迎える時は、その年でなく、
翌年のお盆が、初盆となります。
地域やご宗派によって異なる場合かございます。
関西では、初盆は8月7日からです。
地域によって違いはありますが、私の家の宗派では、お盆が始まる前に、
お墓参りをして、ご先霊様をお迎えにいきます。

お墓参り一式

お墓参りに必要なもの
一式

そして、8月15日にお盆中にお供えしたものを全て包み、
ご先霊様をお送りするためお墓にお参りします。(精霊流し)

仏様がおられるお家は、お休みでもバタバタと忙しい休日になりますね!

でも、ご先祖さまと、ゆっくりお話できるひと時をすごせますよね!

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