日本の行事は、古来からずっと続いています。とても素敵なことですね
11月の事を「霜月」と言われいますが、何で「霜月」と言われるのでしょう・・・
現在使っている新暦だと9月、10月、11月が秋となります。
だからまだまだ冬というイメージはあるでないのが一般的です。
しかしこれが旧暦となると10月、11月、12月を冬としていました。
旧暦11月には現在では12月22日の冬至がありますし、
冬真っ只中だったんです。
さらに旧暦で11月というと現在の11月下旬から1月のことを指しますから、
新暦とは大きな時期の差がうまれているんですね。
霜月は読んで字のごとく「霜が降り出す月だから」という意味ももちろんありますが、
前の月と繋がっていて10月の神無月を「上の月」、
11月が「下な月」として「しもづき」となったとも言われています。
11月に、「酉の市」を開催するのでしょう・・・
関東を中心に親しまれている「酉の市」は、
11月の酉の日の酉の刻頃(現在の18時頃)から開かれる露天市のことです。
酉の市は日本各地の鷲神社(大鳥神社、大鷲神社、鷲神社=おおとりじんじゃ)の年中行事で、
11月の酉の日ににぎやかな市がたつことから「酉の市」といい、
「大酉祭」「お酉様」とも呼ばれています。
縁起ものがたくさんついた縁起熊手が名物で、新年の開運招福、商売繁盛を願うお祭りとして親しまれています。
酉の市では、縁起熊手と威勢のいい手締めが名物とされています。
酉の市は江戸時代から続く行事で、その起源は大鷲神社にあるとされ、
秋の収穫を祝って鷲大明神に鶏を奉納したのが始まりだといわれています。
奉納された鶏は、祭りのあと浅草の浅草寺に運ばれ、観音堂で放たれたそうです。
その後、開運招福、商売繁盛を願う祭りになり、縁起熊手のほかにも八頭(里芋の一種)や黄金餅(粟餅)なども人気となって、
正月を迎えるための最初の祭りとして定着しました。
芭蕉の弟子である其角は、「春を待つ 事のはじめや 酉の市」と詠んでいます。
風呂敷の柄にも酉は登場します。
これを飾れば、縁起がよろしい(^◇^)
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