秋を想像する花の代表は「菊」ではないでしょうか?
この時期、いろいろな場所で菊の祭典が開催されていますね。
子供のころに、両親に連れられて大菊人形展を見に行った覚えがあります!
さて、
今回は「菊」の花について話したいと思います。
菊は、奈良時代から平安時代に中国から伝えられた植物で、
長寿を象徴する代表的なものなのです。
ある菊の群生地から流れ出た水を飲んだら命が長らえたという
「菊水」伝説があります。
実際に、菊には抗菌作用があるのです。
花言葉は、
高貴・高尚・高潔
私を信じてください
女性的な愛情・清浄
破れた恋・真の愛
花の色からの意味は
紅色は、(愛情)
黄色は、(高潔・ろうたける思い・わずかな愛)
白色は、(誠実・真実)
濃色は、(私を信頼してください)
スプレーギクという品種は、(私はあなたを愛する)
の意味があるそうです。
一見、菊の花は何か地味な感じがしていたんですけど、
色んな意味があるんだなぁ~って驚きました。
日本は季節のある美しい国。
いかなる物事にも季節感を取り入れ大切にしてまいりました。
日々の生活を季節の話題で飾る
「菊」の文様はたくさんあります。
日本の文化に根付いた菊。
様々に意匠化されています。
「光琳菊」(こうりんぎく)は、
菊の花の形を丸く簡略化された文様で
カタチが丸く、お饅頭のようなので
まんじゅぎくともいわれています
この文様は、能装束にも用いられています
弊社で取り扱っております菊の柄のふろしきをご紹介したいと思います。
茂山千五郎家 狂言装束文様 光琳菊 約104cm
撥水加工風呂敷 約100×100cm
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