「七五三」について調べました。

昔は、今のように医療が発達していないので乳幼児の死亡率が非常に高かったのです。

七歳までの子供は神の子とされ七歳になって初めて社会の一員として認められたのです。

子どもが無事に成長したことをお祝いする儀式が「七五三」なのです。

「七五三」の疑問をQ&A方式でお答えします

Q:七五三のお祝いの仕方は?

A:
子どもが無事に成長したことをお祝いする気持ちがなにより大切。

一般的には、家族で写真撮影、神社で参拝、そして家族で食事するスタイルが多いですが、

いくらかけるかは、それぞれのご家庭の考え方でいいのではないでしょうか。

有名神社までわざわざ出かけなくても、近くの神社でいいのです。

家族そろってお食事会などして、子どもの成長をお祝いしてあげましょう。

神社でお祓いを受け、祝詞をあげてもらうのが一般的ですが、

別にお祓いをしてもらわなくてもOK。

七五三の主役はもちろん子どもたち。

生涯の大切な行事なので、心に残る記念日になるように思い出を作ってあげたいものですね。

Q:七五三をする時期は何月何日~何月何日までと決まっているのでしょうか?

A:
10月か11月など都合の良い日に行くと良いそうです。
いつからいつまでと決まっていません。

11月15日にお祝いするのは、日の吉凶を占う方式の一つに二十八宿(にじゅうはっしゅく)というのがあり

その二十八宿のうちで最良の吉日とされたのが「鬼宿日(きじゅくにち)」であること。

また霜月祭りの日(家業に関係深い神々を祭る日)などいろいろ説があるようです。

最近は11月15日にこだわらず、10月から11月の休日など、ご家族が揃うのに都合の良い日に行われています。

Q:お参りする神社は自宅近くにすべきなの?

A:
子供のことを考えると体力的にも無理がない範囲が無難です。
どうしても希望の神社でという場合、遠くまで出かけてもかまいませんが、基本的には近くの氏神様です。

人気のある神社はかなり混むと言うことを頭に入れて置いて下さい。

子供の体力に無理のない範囲で考えること。

小さい子供ですのでなれない着物などかなり負担になりますので、その辺を考慮するってことなのかしら?

Q:早生まれの子は数え年か満年齢のどちらでお祝いすべきなのでしょうか?

昔は数え年、現在は満年齢が一般的です
昔は生まれた年を一歳として計算する「数え年」で行われていましたが、

現在は生まれた翌年の誕生日を一歳とする「満年齢」で行われます。

しかしどちらにもこだわらずにお祝いしても大丈夫です。

Q:兄弟一緒に七五三をしてもよいのでしょうか?

A:三歳と五歳で兄弟一緒にもOKです
昔は男子は数え年の三歳と五歳、女子は三歳と七歳で祝いましたが、

現在では満年齢で男子が五歳(地方によって三歳も)、

女子が三歳、七歳でお祝いする事が一般的になっています。

兄弟姉妹がいるときは、年齢にこだわらずにやっていけないことはありません。

Q:神社への謝礼ってどのくらいするものでしょうか?

五千円から一万円ぐらいの範囲で
七五三の時期、神社は込み合うことが多いので事前に連絡しておきましょう。

その時に神社への謝礼の金額を確認しておきます。

神社によっては規定料金を設定している場合もあります。

だいたい三千円から一万円ぐらいの範囲です。

このときの祝儀袋の様式の結びは蝶結び、水引は紅白、表書きは「御初穂料」「御玉串料」です。

また、白封筒でもかまいません。名前は子供の名前で年齢を書きます。

Q:七五三のお返しは、何をすればよいのでしょうか?

A:本来はお返しは必要ありません
住む地域によってしきたりや習慣が違いますが、

子どもの祝いである七五三は、本来はお返しをしません。

千歳飴や、赤飯、菓子折り程度を謝礼としてお返しすることが一般化してきています。

場合によっては、子どもの名前で内祝いとして贈られてもよいでしょう。

いただいた金額の半額から三分の一程度が目安。

実家からのお祝いの返しには、

七五三の当日にご両親と一緒にレストランなど食事会にご招待するなどしてみてはいかがでしょう。

また写真館で撮った写真を焼き増して差し上げたり、

子どもにお礼の手紙やカードを書かせるなどしても喜ばれるかもしれませんね。

Q:男の子の場合、洋装でも良いのでしょうか?

A:洋装でも和装でもOK

五歳の男の子は着物と羽織・袴が正式な装いですが、別にこだわることはありません。

日常的に着物を着ていた昔とは違い、慣れない和装姿です。

特に男の子は動きが活発ですから、洋装でお祝いされたらよいでしょう。

それぞれの家庭の考え方でよいと思います。


スタッフのお家の近くが西宮戎神社です。

こちらでも七五三のお参りが行われています。

おめでたい柄の袋に入った千歳飴を持ったこどもたちが、晴れ着を着て走り回っていました。

その様子を眺めていたら気持ちが和んだそうです。

 


ところで

写真館で着付けをしてもらうために、着物やバッグや草履を持っていくときに

便利なのがたとう紙を包める大きな風呂敷。

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